スタッフブログ
2019.03.11
鎮魂の日
8年ですね。
8回目の鎮魂の日は
さみしいくらいの雨空です。
8年、、、
もうそんなに経ったんだ。
でも、あの日のことは詳細に覚えています。
地震の最中抱きしめていた愛犬の鼓動、
地震の後に舞った雪、
その夜の満点の星空、
遠くに見えた炎、
避難所から戻った3日目の朝に届いた朝刊の嬉しさ、
街がまるまる消えてしまった場所に立った時の言葉にならない涙、
そんな状況でも、
我が家の庭に咲いたクロッカス、
次から次と、
当時の悲しみ、痛み、怒り、嬉しさ、感謝、、、
そんなことが蘇ってきます。
今の自分になにができるか分からないけれど、
この事実を忘れてしまってはいけないと思っています。
あの時感じた
「命の大切さ」
人も動物も違いはない、同じ命の重さ。
これを決して忘れてはいけない、と。
最近、この「命」が軽視されてる事件が多発してますよね。
もう一度、
突然命を奪われることの理不尽さに
多くの人が思いを寄せるべきでないでしょうか?
「共感する」って大事。
自然の脅威の前では、人は無力かもしれません。
だからこそ、
周りの人達を大切にしながら、毎日を一生懸命、
生きていくことが何よりも尊いことなのかも。
そんなことを雨の鎮魂の日に考えています。
影絵作家の藤城清治さんの作品が大好きですが、
その中に被災地を描いた作品がいくつかあり、
心が癒されます。
特に、私の知っている街を描いた作品は特別です。
帰宅したら、画集を開こうと思います。
総務:K