*STAFF BLOG*
2026.09.05
本を読みました②~『暁星』
スタッフRの『行ってきましたシリーズ』が羨ましいので(笑)、
私も真似する~~
はい、『本を読みましたシリーズ』です
湊かなえさんの『暁星』。
湊作品は何冊か読んでいます。
結構、社会問題を上手に取り上げていて、
そこにサスペンス要素がちりばめられていたり、、と
すごく面白くて、毎回一気に読んじゃう。
だけど、この作品は 重い
とにかく、重すぎる
本屋大賞ノミネート作品なので評判は高いのでしょうが、
私には重くて、辛くて、そして切ない、
殺人事件、新興宗教の2世信者、政治家・・・
思い出しますよね、この登場人物をみると4年前の事件を。
たぶん、事件が起こった背景も同じだと思う。
細かい部分は違うだろうけど。
この小説は2部構成になっていて、
1部は犯人の手記=ノンフィクション
2部は事件現場に居合わせた作家がこの事件を基に
描いた小説=フィクション
2世信者の苦悩が書かれてあって、
作中の小説を読み終わるころには、
加害者側に同情や励ましを送りたくなるんです、
「辛かったね、頑張ったね」って。
この世の中は
搾取しようとする人と搾取される人がいるのは事実。
でも、それぞれの立場で大義名分があって
どちらが正義で、どちらが悪が分からない。
信教の自由があるこの国だからこその
問題なのかもしれない。
でもね、
これは小説だけれど、私自身忘れたくないと思っていることがあって。
どんなに立派な大義名分だとしても
力で、しかも相手の命を奪ってまで押し通すべきではないと。
でもでも、
日本の歴史を振り返れば、そんなことの繰り返しで歴史が変わり、
今我々が生きている日本ができたのも事実なんだよね。
難しいけれど、、、
でもやっぱり人の命を自分だけの正義で奪っちゃ
絶対ダメなのだと私は思います。
この小説を読んで、
みんな仲良く楽しく生きられる世が来ればいいのに~~
と思いました。チャンチャン
K

